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TLOS1-1 [The Land of Stories]

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「むかしむかしあるところに…」 ピータース先生は6年生のクラスの子たちに向かって言いました。「わたしたちの世界で最たる魔法の言葉は、これまで知られ、語り継がれてきた素晴らしい物語への入り口として存在しています。それは、聞く人にすぐにと呼ぶ声---誰もが歓迎を受け何だって起こり得るその世界へ導く呼び声です。ねずみが人間になり、侍女が王女になりえます。そして彼らはそこへ至る過程で貴重な教訓を教えてくれます。


ワンスアポンアタイム・・・で始めるところが憎いね、クリス。そしてこのあと童話の映画化についてもちょっと皮肉な論評が加えられてるのもクリスならではかな?(こんなこと書くからディズニーに映画権買ってもらえない?まさか?)

プロローグは白雪姫と継母のその後の設定でした。王子様のキス---所謂例のトゥルーラブキスというやつね---で目覚めたあとは、これまたお決まりの「happily ever after --幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし」の、後のお話。どうやら継母は、白雪姫が住む城の地下牢に閉じ込められているようです。そして彼女の秘密とは?

場面変わって、1章は現代。メインキャラクターの双子の登場です。ここは、ふたりの学校生活・性格などが描写されています。そして、彼らが今置かれている状況、生活環境などが描かれています。
物語の導入部として重要です。
 
登場人物(登場順)



Mrs. Peters(ピータース先生):英語だとピータース先生が既婚だってすぐにわかるけど、日本語で「ピータース先生」だとわかりませんね。ちょっと不便。長身・痩せ型。いつも古いソファーの幾何学模様みたいな柄の服を着てる(クリスの描写に笑う?)。髪は巻毛のダークヘアを頭のてっぺんで帽子みたいにちょこんとまとめている。(ここの表現もなんか可愛くて、クリスの表現力に笑っちゃう)分厚い眼鏡の奥の細めた眼で子供達を何年も見てきた。

Alex Bailey(アレックス・ベイリー):コナーと双子。女の子。もうすぐ12歳。明るいブルーの瞳、ストロベリーブロンドの髪(赤みがかった金髪をこう表現するのかな?)をいつもヘアバンドでとめている。ピータース先生の授業が大好き。

Conner Bailey(コナー・ベイリー):アレックスと双子。男の子。アレックスと同じ瞳の色、髪の色。丸顔にそばかす。 アレックスと違って授業はあまりまじめに受けてない様子。

この1章でアレックス&ベイリーの描写を読んだとき、最初に浮かんだのはハーマイオニー&ロンでした。タイプとして同じかな、すごく似たキャラクターだなと。

思い出のシーンでの登場
grandmother (おばあさま):森の中の小さなコテージ住まい。アレックスやコナーの家から車で数時間かかる場所にある。小さい頃に何度か家族で訪ねたことがある。
their father(双子のおとうさん):背が高くやさしい瞳、笑うとそこにしわができる。よく笑っていた。とりわけ双子をからかうときには。
コテージでの夜には、おばあさまとおとうさんが代わりばんこにお話の本を読んでくれた。

これで1章はおしまい。次は2章へ行きます。

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裕子

今、Amazonで購入しました!!

読みます
届いたら(笑)

買ってもわからないしな~と思ってたんです
が、訳があるなら
読んでみたいです

よろしくお願いします


by 裕子 (2015-10-09 22:07) 

Meridian

裕子さん、ナイス!
おひさしぶりです。グリー終わっちゃいましたから。

お話の国へようこそ!熱烈歓迎です。
ここでは、読むためのお手伝い程度なので、最初のほうを少しと内容の補足+登場人物の紹介にとどめます。
読み進むための手がかりになればなあと思ってます。

頑張ってください!

by Meridian (2015-10-10 00:03) 

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