Bonus Chapter [The Land of Stories]
去年の青本のオマケのボーナスチャプター。
黒本を読み終わったら、もう一度読まなくちゃって気になりました。
ニューヨークが「シチュエーション」です。
これは予兆のひとつだった。
セントラルパークには秘密がある。
The Night Shift:夜勤
セントラルパークを訪れる観光客でもほとんど知らないBelvedere Castleに週3回夜勤で掃除をしているRusty Bagdasarian(ラスティ・バダサリアン)。広い部屋で硬い壁のいい響きの中、ラジオをつけて歌いながら掃除の仕事していた。ある日、彼がいつものように仕事をしているとがたがたと部屋が揺れた。始めは軽く、それからだんだん強くなった。驚いて警察に通報したが、下に地下鉄が通っているんでしょう、そんな通報はいっぱいありますと言われ納得した。帰りに駅の路線図を見たラスティは、近くに地下鉄など通ってないことに気づく。中古のビデオカメラを買い、職場にセットしてしばらく仕事をしていたけれど、そのうちに職場に持っていくのもやめてしまった。そんなある日のこと、外のテラスにいたラスティは立っていられないほどのものすごい揺れにおそわれ、手すりにしがみつく。窓ガラスも割れて落ちた。ふと外に目をやると、マンハッタンの灯りはなく、一面に厚く暗い森が広がっていた。一瞬ののちに、森は消えて街の灯りが戻ったけれど、ラスティにはなにかひどく恐ろしいことが始まっているような気がした。
google mapを見るとセントラルパークのタートル池のそばにちゃんと存在しているこの城。気象関係の計器が置いてあるらしいです。
この夏のNY旅でチェックしておけばよかったなあ。
まあ、これも来年のお楽しみにとっておきます。
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